
全国高文連 美術工芸専門部サイトへようこそ。ここは全国高等学校総合文化祭美術工芸部門の展示の様子を紹介するものです。令和6年8月に岐阜県で開催ました、ぎふ総文2024を紹介します。







公益社団法人 全国高等学校文化連盟 正会員団体 高等学校文化連盟 全国美術・工芸専門部

全国高文連 美術工芸専門部サイトへようこそ。ここは全国高等学校総合文化祭美術工芸部門の展示の様子を紹介するものです。令和6年8月に岐阜県で開催ました、ぎふ総文2024を紹介します。






令和3年(2021)10月21日付表彰規定原案に対するアンケート 集約内容
(加盟校用Web美術館 県内利用版集約システム)
※利用を開始するには事前に都道府県代表の先生からの連絡が必要となります

高等学校文化連盟 全国美術・工芸専門部会長
荒井 篤(東京都立東久留米総合高等学校長)
この一年間を振り返りますと、3年生の皆さんは「ぎふ総文2024」にその活動の集大成として臨んだ方もあったでしょうし、1、2年生の皆さんはその後も、続く「かがわ総文祭2025」も目標にしながら、充実した創作活動、制作活動に取り組まれたことと思います。その姿勢に敬意を表します。
また、高等学校における美術・工芸の振興・発展にご尽力いただいております全ての皆様に、心よりお礼申し上げます。
令和6年7月31日から8月5日までの期間、岐阜県に全国各地から高校生が集い、「集え青き春 漕ぎ出せ知の筏 水面煌めく清流の国へ」の大会テーマのもと、第48回全国高等学校総合文化祭が開催され、成功の裡に終えましたこと、専門部会長として大変うれしく思っています。とりわけ、全国の都道府県を巡って開催されてきた全国高等学校総合文化祭が鹿児島大会をもって47都道府県の全てで開催を達成し、この岐阜大会は2巡目のスタートを切るという、大きな節目の大会となりました。高校生の思いが紬がれて、岐阜で新たなスタートを切ったことはとても感慨深いものでした。
前回の〈とうきょう総文2022〉では、新型コロナウイルスの感染拡大に対し、最大限に感染防止にひとつ節目を越えた全国高等学校総合文化祭ですが、新型コロナウイルス感染症の5類移行後の生活が定着し、従来の活動をほぼ取り戻したことを実感する、活気ある大会でした。ご尽力いただきましたすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
改めて「ぎふ総文2024」美術・工芸部門の取組みを振り返りますと、「Shin 世界へ_。」をスローガンに、清流に集った全国の高校生が、切磋琢磨してきた表現を共有し、交流の中で発展した美術・工芸の楽しみや理想を携えて「Shin 世界へ_。」漕ぎ出す、そんな大会になっていたと思います。生徒交流会会場では、全国を代表する作者の皆さんが直接出会い交流し、また岐阜の実行委員会の皆さんが準備してくださった絵絹や美濃焼のタイルなど、岐阜に伝わる素材に直接触れながら制作体験することができたことも、貴重な体験となったことでしょう。美術・工芸を愛好する皆さんには、デジタルによる表現力が高まり興味深い作品が多く生まれるこの時代であっても、そのリアリティを支える実感はこうした五感を通して感じとる直接的な体験の積み重ねや感動が支えるのだと伝わっているのではないかと思います。こうした様々な体験がまた世界のどこかで繋がるように皆さんが再会できたら素敵ですね。
結びに、開催にあたりご尽力いただきました岐阜県高等学校文化連盟美術・工芸専門部をはじめとする関係者の皆様、本大会の運営を支えていただいたすべての方々に感謝申し上げますとともに、「ぎふ総文2024」に結集した思いや願いが、「讃岐に咲くは才の花 かがわ総文祭2025」につながり開花することを切に願い、お礼のご挨拶といたします。
令和7年3月31日
Web美術館は各都道府県の加盟校用サイトから閲覧できます。
2024ぎふ総文 (岐阜県アーカイブページ)
2023かごしま総文 (鹿児島県教育委員会アーカイブページ)
2022とうきょう総文(東京都教育委員会アーカイブページ)